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良い楽器

たろっぴの身長は、現在151cm。あと4cmで私に追いつく。

だから、分数バイオリンから大人用に変わる日は近い。

今、子ども達はバイオリンをレンタルしているけど、大人用になったら購入することになる。でも、どの程度の楽器にしたら良いのか.......

バイオリンってほんとにピンキリみたいだし、そんなに高い楽器はもちろん買えない。だから買える範囲での検討ということだけど、「どうせまだ下手なのだから」とお買い得品で充分とするか、それなりにいいものを持たせてやるべきなのか。

たろっぴがピアノを始めたとき、うちにはピアノはなくてヤマハのキーボードだけだった。マンション住まいだったことや、半年後に日本に引っ越しを控えていることもあって即ピアノ購入は難しく、それに「せっかく買って続かなかったら困るから」という気持ちもあった。

本人が楽しく習っていたし、私自身も習いたくなったので、日本へ行ってからピアノを買った。そのときには「少しでも良いピアノを」という発想は全然なくて、知り合いのピアノ屋さんに少ない予算で買える中古ピアノをいくつか見繕ってもらって、その中で一番音色が気に入ったのを選んだ。そして、そのピアノに満足していたのだが.........

でも、ハゲツル先生のベヒシュタインと出会って、私の人生変わってしまった!

って、大袈裟だけど、ベヒシュタインの鍵盤に触れて音を出しているときって、まるで別世界にいるようで、そこから離れたくないって思う。良い楽器って、一種の麻薬ではないかと感じるほど。私はヤマハ、カワイの他はハゲツル先生のベヒシュタインしか触ったことがないから、世の中にはもっともっと素晴らしい極上の楽器があるんだろうなと想像すると、怖いぐらい。

ベヒシュタインに出会ってなかったら、きっとモチベーションも今みたいに上がらずに、ちょこちょこっと練習して、メリーさんの羊〜♪とかで満足していただろうなあと思うの。

そう考えると、子ども達にはなるべく良いバイオリンを与えてやった方がいいのかなあという気がする。でも、どの程度っていうのがわからないし、子ども2人に高い楽器なんて当然無理だし.........

悩ましい〜。
by ongakunikki | 2007-09-28 16:42 | 音楽メモ
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