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村の教会でオルガンコンサート

村の教会では現在「オルガンの夏」という企画で毎週末、オルガンコンサートをやっている。日曜日はその第二回目だったので、たろっぴと二人で行って来た。

奏者はベルリン大聖堂のオルガニスト、アンドレアス ジーリンクさん。ベルリンでも現在「国際オルガン祭り」というのが開催中で、このジーリンクさんが責任者であるらしい。ベルリン芸大の教授でもあるそう。

演奏されたのは曲順に、

J.S. Bach
Dorische TOccata und Fuge d-Moll, BWV538

J.S. Bach
"Schmuecke dich, o liebe Seele" BWV543

Samuel Scheid
Echo ad manuale duplex forte & lene SSWV128

Johann Jacob Froberger
Capriccio fbWV503

Georg Muffat
Toccata quarta

Georg Boehm
Vater unser im Himmelreich

DIetrich Buxtehude
Toccata d-Moll BuxWV 155

バッハのトッカータとフーガはやはり圧倒的。オルガンは教会の二階にあって、私たちは二階席のオルガンがよく見える場所に座った。座っている木のベンチにオルガンの振動が伝わって来た。

バッハの二曲目は音色があまり好きじゃなかったけど、別の音色だったらいい曲だと思ったかも。

シャイトは「エコー」という題の通り、こだまのようにフレーズが二回づつ繰り返すようになっていて、面白かった。その後の二曲はあまり印象に残らなかったが、ベームは旋律の美しい曲で、最後の曲は一曲目のバッハに匹敵する感動的な曲。

村の小さな教会のオルガンでも充分聴き応えがあったので、ベルリン大聖堂でならさぞかし......と思った。
by ongakunikki | 2007-07-24 04:07 | コンサート
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