ドイツの音大、アメリカの音大

うちのアップライトのピアノは、ハゲツル先生が引き取ってくれることになった。

ピアノ屋さんに下取りを断られて困っていたので、ありがたい。先生のレッスンスタジオの隅に置いてくれるというので、ぷっちはとても喜んだ。グランドピアノが来たと言っても、アップライトにもなんとなく愛着があって、手放すのはいやだなーと思っていたらしい。

私は去年の夏からピシュナの指練習をやっている。面白くないけど、もうちょっとがんばった方がいいと先生に言われている。私は指の筋肉が発達していないので、少し鍛えないとなかなか難しい曲が弾けるようにならないんだって。

「ボクもね、音大時代にブラームスの指練習を延々とやりましたよ。最初はつらかったけど、やってよかったです。生徒さんにはテクニック練習は無理強いしないことにしてますけど、頑張れそうな人には勧めます」

私、頑張れそうな人、、、、、、?

ちなみに、ぷっちもテクニック練習をさせられているが、たろっぴはなし、、、、、、、、

そんなところから、音大の話になった。ドイツの大学というと、伝統的にはディプロームとかマギスターという日本でいうと修士に当たる資格を6〜7年かけて取るシステムだったが、昨今の教育改革でバチェラー(学士)過程が導入され、いろんな面で混乱をきたしている。それは音楽などの芸術分野にも及んでいるそうだ。

生徒さんの一人であるMさんは、大学で建築学を学んだ後、音大に入り直したいと希望していたけれど、実技の点でそれがかなわなかったので、現在は総合大学で「音楽学」を学んでいる。音大とは違い、実技の授業はない。しかし、実技の試験は定期的にあるという話なので、不思議に思った。得られる資格は学士で、短期間に膨大な量の文献を読んでレポートをまとめたりしなければならないので忙しく、演奏の練習をする時間があまりないのだそうだ。

「音楽などの芸術分野で詰め込み式の教育をすることが正しいことなのか、考えちゃうんですよねえ」と先生は言っていた。

先生は、諸事情のため、音大に入学したのは30歳近くになっていたそう。だから、若い同級生とはまた違ったように大学時代を経験した。音楽には、年齢のいかないうちにできるだけ早くテクニックを磨いて行くのが良いという面ももちろんあるが、音楽以外の経験があって初めて表現できるものもあるし、一概にこれがベストと言えるものはないと思う、と言っていた。

先生はアメリカの音大に一年留学した経験があるが、アメリカの音大はドイツのとはまた全然違って、カリキュラムがきっちりと組まれ、教授の指示にしたがってこなしていくスタイルらしい。

「驚いたのは、実技のレッスンは有料で、生徒が自分で買わないとならないんですよ。ボクは性が基金を貰っていたので、生活費はなんとかなりましたが、レッスンは高くてなかなか受けられませんでした。教授が寛大で、自分の不在のときには自由にピアノを使っていいよと言ってくれたので、弾くことはできましたが、十分に教わることはできなかったんですよ」

うーん。アメリカのシステムって日本と似ているんだろうか?私は日本の音大のことも詳しくないけど、人に聞いた話では日本も「すごくお金がかかる」そうだけど、、、、、、、

ドイツの音大は、今いろいろシステムが変わりつつはあるけど、ゆっくりと音楽を学んで行きたい人に合っているのかしら?
[PR]
# by ongakunikki | 2009-02-20 16:32 | 音楽メモ

楽譜代が、、、、

ここのところピアノやバイオリンの先生から次々に新しい楽譜を入手するように指示されて、おサイフがあ〜〜〜〜〜。

ピアノの方は、私がフーガを始めることになり、Teleman の "LEICHTE FUGEN MIT KLEINEN STUECKEN TWV 30: 21-26"を、ぷっちには Diabelli の連弾集 "JUGENDFREUDEN OP 163"を購入。

バイオリンでは、ぷっちがBOOSEY & HAWKESの教本シリーズの4冊目、Shooting Starsに入る。このシリーズはバイオリンを習い始めた2年前からずっと使っているもので、このShooting Starsが最後の巻。そう考えると、地道ながらも進歩したんだな〜と感じられて嬉しいな。彼女はこの教本を中心に、バルトークのデュオやテクニック教本、そして先生がコピーしてくれる楽譜でバッハやテレマンの小曲を練習している。

たろっぴも新しい楽譜が必要。F. Küchler の" 100 Etüden"の2巻と3巻、それにヴィヴァルディのコンチェルト d-Moll op.3/11。

はあ、次々と、、、、前進するのは嬉しいけど、音楽ってやっぱりお金かかるわ。


 
[PR]
# by ongakunikki | 2009-02-16 19:09 | 練習記録

コンサート三連チャン

しばらく演奏会から遠ざかっていたのが、一気に連続3つのコンサートに出かけることになった。

一つ目はトミ子さんとベルリンフィル小ホールにてのマルティン-シュタットフェルト「平均律」コンサート。

いやはや凄い、、、、大ホールではラトル氏と内田光子さんの大舞台があり、そんな大物の裏番組というのに盛況だった。

詳しくはトミ子さんがすでにレポートしてくださっているので、こっち読んでね私は感想のみ簡単に。

トミ子さんも書いていらっしゃるように、彼は一曲一曲の弾き分けがほんとに素晴らしいのだが、聞いていると、「ああ、この人、勉強家なんだなあ」という感じがした。感性だけで弾いているんじゃなくて、知的に分析しているんでしょう。でもそれが分析にとどまらず芸術として昇華されているのが凡人と違うところだなあ、、、、と。

集中力、体力、精神力、いろんなものがいるよね、演奏家には。

これからが楽しみですね、彼は。



二つ目のコンサートは、バイオリンの先生の命令で聴きに行ったBenjamin Britten の"War Requiem"。

この手の内容のコンサートは自分からは聴きに行かないのだが、聴いてよかった!これは複数の音楽組織による合同プロジェクトで、出演者は以下の通り。

Doerthe Maria Sandmann(ソプラノ)
Jan Kobow (テノール)
Matthias Vieweg(バリトン)

Campus Cantabile (ポツダム大学合唱部)
Vocal-Concertisten (合唱団)
Kinderchor des Evangelischen Gymnasiums Hermannswerder (ポツダムの音楽ギムナジウム合唱隊)

Sinfonietta Potsdam (ポツダム大学オーケストラ)
Landespolizeiorchestrer Brandenburg (ブランデンブルク州警察オーケストラ)
Persius Ensemble

Sebastian Nichelmann (オルガン)

Matthias Sagle (ギムナジウム合唱隊指揮)

Kristian Commichau (全体指揮)

総勢170名以上が舞台に上がっての演奏および合唱。圧巻だった。内容は第一次および第二次世界大戦についてで、歌はラテン語とドイツ語が交互に出て来る。ガムラン音楽の要素を取り入れるなど実験的でもあり、実際の演奏の前に30分ほど「導入」として指揮者より説明があった。

たろっぴはこういうの初めて。でも、プログラムの歌詞をずっと追って真剣に聴いていたし、とても面白かったと言っていた。内容が難しいのでぷっちは連れて行かなくて正解だったかも。

バイオリンの先生もオーケストラの第一バイオリンパートで参加した。



三つ目のコンサートは、グリニッケ城にてのサロンコンサートにぷっちと二人で。こちらは気軽なコンサートだけど、ハイレベルでこれまたびっくり!

"Junge Künstler in Berlin"(ベルリンの若き芸術家コンサート)

出演は、

Helena Madoka Berg, Violine
Clara Tiez, Violine
Hanne Skjelbred, Viola
Camille Thomas, Violoncello
Yukako Morikawa, Klavier

プログラム:

J.S. Bach Sonate für Violine solo Nr.3 C-Dur BWV 1005

Ernest Chausson Poeme op. 25 für Violine und Klavier

Felix Mendelssohn-Bartholdy Streichquartett in a-Moll op.13


バッハのソロはHelena Madoka Bergさん。二曲目は彼女と森川さん。三曲目は弦楽器の四人という組み合わせだった。

美しいお嬢さんばかりの演奏会で、席についたときには「なんと優雅な」とウットリしたけれど、始まってみると、みなさん清楚な外観からは想像もできないような大迫力の演奏。

どの曲もどの方も良かったけれど、私はBergさんのファンになってしまった。素晴らしい音色だったなー。

CDも出していらっしゃるようだ。

こちら

ぷっちは二曲目と三曲目がよかったと言っていた。バッハのソナタはまだ難しい?
[PR]
# by ongakunikki | 2009-02-16 18:28 | コンサート

ぷっちのピアノ練習内容

ぷっちの使っているピアノ教則本「ヨーロッパピアノ教則本」の一冊目がそろそろ終わるので、二冊目を注文した。

中を見てみると、最初のうちは一冊目とそんなに変わらないけれど、その後急激に難しくなっているように見える。オリジナル練習曲と他のいろいろな作曲家の小曲が取り混ぜてあって、全部で百曲弱。50番にブルクミュラーのアラベスクが載っている。

教則本の良し悪しは私はよくわからないけど、このシリーズは挿絵がとても綺麗で、見ているだけで楽しくなる。

その他にぷっちがやっているのは、バーナムテクニック(今、2冊目)と連弾曲集。レッスンのときにはバーナムはもちろん、連弾も必ず弾かされる。先生は連弾好き?それとも連弾を重視しているのかな。

バーナムは、子どもが喜んでやるし、単純な曲なのに聞いていて心地よいので、ぷっちが始めてよかったな。子どものものとバカにしないで、私もやろうかな?

ところで、先生からぷっちのレッスンを一回45分から60分に延長したらどうか?と提案があった。また余分にお金がかかってしまうので、まだ返事をしていないが、ぷっちのレッスンは毎回長引いて、実質的にはすでに60分を越えている。先生は、普通のレッスンに加えて理論的なことももっと教えて行きたいので、45分ではどうしても足りないと言っていた。

時間が足りなくなるのは、ぷっちがレッスン中に余計なことをいろいろやるせいでもあるのだが、先生はそういう脱線も必ずしも悪いことではないので、ある程度は大目に見てやりたい、と。

レッスンの延長については、考え中。
[PR]
# by ongakunikki | 2009-01-23 23:08 | 練習記録

自由な感覚?

年末年始に弟一家が遊びに来て、一緒にピアノやバイオリンを弾いて遊んだことで、ちょっと面白いことに気づいた。

同じような初心者レベルでも、各人によってやっぱり個性が出るものだなあ、と。

ぷっちの音楽的なクセがよく見えた。彼女はあまり「きっちりと正確な」弾き手とは言えないかもしれない。特にリズムは大雑把なところが目立つ。そして気分がモロに演奏に出る。

これには良い面と良くない面があるのだろうね...........

ぷっちは作曲したり即興することが大好きで、そういう感性があるのは悪くはないと思うけれど、きちんと正しく弾くことも上達のためには大切なことだよね。まあ、私の素人判断であれこれ口を出すのはいけないが。

おとといはバイオリンレッスンの日だった。たろっぴは指を怪我してしまってお休みすることになったので、ぷっちが「私、たろっぴの分もレッスンを受けたい」と言い、1時間半みっちりとレッスンしてもらった。キビキビ先生は厳しくて、変な弾き方をすれば叱られるけど、ぷっちはそれでも喜んで長時間レッスンを受ける。先生の指導がしっかりしているせいか、バイオリンに関してはぷっちはわりと進んでいる方だ。

昨日はピアノレッスン。私と連続レッスンなので、私はぷっちのレッスンを見学した。ピアノの方では先生が優しいので、ぷっちは自分のやりたいようにレッスンを進めてしまっている。見ていてハラハラ........

連弾の課題曲をまず最初はぷっち一人で弾いて、次に先生と合わせた。ところが、合奏が終わるなり、ぷっちは先生に向かって、

ぷ「その伴奏、気に入らない」
先「え?」
ぷ「本当にそう楽譜に書いてある?間違えていない?」
先「間違ってなんかいないよー。じゃあ、もう一度合わせてみよう」

♪♪♪〜

ぷ「やっぱり気に入らない。この曲に合わない気がするよ。私が思ってたのはこんなんじゃない」
先「そ、そう?」
ぷ「こっちの伴奏を弾いてみてください」
先「え?でも、これは別の曲の伴奏だから合わないよ。調が違うんだし」
ぷ「うーん、、、、でも、弾いてみてください。どんなふうに聞こえるか、やってみたい」
先「わかった、わかった」

ジャンジャン、ピラリンポン〜♪

全然合わない伴奏にゲラゲラ笑いながら、ぷっちは弾き続けた。
ぷ「あ〜、面白かった。こういうのも、いいんじゃない?」
先「すごくモダンだね。こういうふうな曲もあることはあるけどね」

先生はぷっちのこういうお遊びにもつきあってくれる。だから、ついついレッスンが長引いてしまう。レッスンの半分がぷっちの作曲披露で終わってしまうこともある。だから、教本の練習は、バイオリンと比べるとあまり進んでいない。

私は、遊んでいないでもうちょっとしっかりやれえ〜という気持ちと、ぷっちが楽しいならそれが何よりかなあという気持ちと、半々。
[PR]
# by ongakunikki | 2009-01-16 16:52 | 練習記録

ピアノの調律

新しく来たピアノの調律に調律師さんが来た。

ピアノは移動してから部屋に馴染むまで最低1週間はかかるということで、今日ようやく調律することができたのだが、このところすごく気温が低く、ヒーターを強くかけていたことなどもあるのか、かなり音は狂っていたようだ。

普通じゃなく大きい残響の件も、運んで来た人の作業が原因だったようで、完全に直った。また随分と音色が変わった。

このピアノはCarl Eckeというメーカーのもので、今はもう存在しないが、戦前はわりと有名なメーカーだったらしい。日本語で検索すると見当たらないが、アメリカやヨーロッパのアンティークピアノ販売サイトでは結構見つかる。

調律師さんの話では、戦前はドイツには小規模ながら質の高いピアノメーカーがたくさんあったけれど、残念なことに今はほとんどが潰れてしまった。一つ一つ手作りで素材にもこだわっていた時代のピアノは個性があり、調律するのも楽しいけれど、今の大量生産のピアノはネジ(というのかな?)が硬くて微調整が効きにくい。ベヒシュタインのような一流メーカーのものですら、昔に比べると質が落ちている、と言っていた。だから、この調律師さんは今はもっぱら古いピアノの修理や調律を専門としていて、新しい楽器はほとんど取り扱わないそうだ。

YAMAHAのピアノについては、精度は高いけれど、何か一つこう音に欠けるものがある気がすると言っていた。そして、新品のうちは良いが、15年くらいすると急に音質が悪くなってしまうのだって。

と言われても私には判断のしようもないけど、、、、

うちにやって来たエッケのグランドピアノは、去年、プロのコンサートに何度か貸し出している。一人はヘルゲ シュナイダーというアーチスト。もう一人は忘れちゃった。そんなプロの人が弾くのと私や子ども達が弾くのでは、音が全然違うのだろうなあ。
[PR]
# by ongakunikki | 2009-01-09 03:47 | 音楽メモ

グランドピアノが来た

12月30日の昼、夫が「プレゼントがあるよ」と言って封筒を手渡してくれた。何だろうと思って中を見ると、一枚の名刺がそこに。

「××ピアノ工房」と書かれていたので、ピアノの調律でもプレゼントしてくれるのかと思った。

すると、「グランドピアノを買った。明日届くよ」と言うので、びっくり仰天!冗談かと思ったら、本当で、翌朝実際にグランドピアノが運ばれて来た。ボーナスが出たので内緒で買って家族を驚かせようとしたらしい。密かにハゲツル先生に相談し、先生の見立てで中古のグランドピアノを買ってくれた。

運ばれて来たのはCarl Ecke製のピアノで、1930年代のものだそうだ。調律は一週間ほど置いてからした方がいいということで、コンディションは整っていないが、試しに弾いてみると、今までのアップライト(40年前のヤマハ)とは全然違う音がするし、とても弾きやすい。運んで来たときにどうにかなったのか、残響が大き過ぎるのが気になるが(多分、調律のときに直るのだろう)、明るく柔らかい音質で特に高音部の音は気に入った。

思いがけないプレゼントに子ども達も大喜び。お陰で今年は練習モチベーションが上がるかな?私はヨーロッパ製のグランドピアノを持つという夢が叶った。


バイオリンの方も年末年始、楽しいことがたくさんあった。クリスマスに夫の生家で親戚が集まり、子ども達はバイオリンを披露して、みなに喜んでもらった。そして、大晦日からは私の弟一家が日本から来ていて、弟はバイオリン、義妹と姪っ子はピアノが弾けるので、みんなで順番に弾いたり簡単な合奏をしてとても楽しかった。

弟は子どもの頃、バイオリンとピアノの両方を習っていたが、中学のときにやめてからは忙しくてそれっきりだったが、最近また気晴らしに弾くようになったようで、ぷっちとヂュオでいろいろ弾いてくれた。音楽って、一人でやっていると練習がつまらないこともあるが、家族や親戚で一緒に演奏できると励みにもなって良いものだ。
[PR]
# by ongakunikki | 2009-01-05 03:43 | 練習記録

本年度の音楽活動終了

すっかり記録をサボっていたけれど、この数週間はピアノの発表会にバイオリンの発表会、学校のクリスマス会での演奏等、音楽漬けだった。

今日のピアノ「総まとめCD」レコーディングを持って、本年度のレッスンはおしまい。

簡単に振り返ってみよう。

私は今年は時間的に余裕がなくて、去年ほどは練習に身が入らなかったなあ。それでも楽譜をめくってみたら、結構な数の曲は弾いたし、ジャンルも随分広がったので勉強になったと思う。

来年の目標は......... 先生がどんな課題を出してくるかわからないけど、自分の希望としては中断しているシューマンを再開したいのと、バッハはインベンションに進みたい。あと、もしできれば古典の曲にも挑戦したい。


子ども達の方。

ぷっちはバイオリンは音程が安定して音もよくなって来たけど、来年はリズムも正確に弾けるようにがんばろう。それから、発表会では上がらなくなるといいね。

ピアノもヨーロッパピアノ教本の1冊目はもうすぐ終わり。こっちは進歩がゆっくりだけど、バーナムで基礎はしっかりやっているから、難易度の高い曲もだんだんと弾けるようになるでしょう。


たろっぴは中学校が忙しくて練習時間不足だった。それでもバイオリンもピアノも結構進歩したように思う。彼は小さいときにはあまり音感のいい子ではなかった記憶があるけど、やっぱり何年も楽器を弾いて来たお陰か、随分と耳は良くなったようだ。凡才でも訓練すればそれなりにはなるんだなあ、としみじみ。



最後に今日のピアノレコーディング。

ぷっちはミスはなかったけど、タッチがあんまり良くなかった。一曲、彼女のオリジナル曲を収録した。これは良い記念になりそう。

たろっぴは、普段はバッチリ弾ける曲ばかりだったのに、何故か今日はミスタッチ多発ですご〜く落ち込んでる。

私は........... まあ、あんなものでしょう。自分に多くは期待しない。


来年も頑張ろう!


 
[PR]
# by ongakunikki | 2008-12-20 01:31 | 練習記録

集団指導について

子ども達をドイツで学校に通わせていて、日本とドイツの学校では音楽の時間の内容があまりに違うので、常々それを不思議に思っていた。

ドイツでは、楽器の演奏指導はまったくといっていいほどしない。音楽の時間にはみんなで歌を歌ったり、作曲家についてちょっと勉強したりする程度のようだ。そもそも学校に楽器が全然ないというのも珍しくない。音楽の先生は自前のギターまたはキーボードで伴奏をする。

ソプラノリコーダー程度ならそれほど高くないのだから、やってもよさそうなのに何故導入しないのかな?と思っていたが、ようやく事情がわかって来た。どうやら、集団に楽器を教えるというのはドイツの教師の手に余るようだ。

ぷっちの学校でクリスマスの合唱のゆうべという行事があった。

学年事に合唱を順番に披露するのだが、合唱になっていなかったので驚いた。パート分けなどは全然していなくて、全員で同じメロディを歌うだけなのに、まるっきり揃っていない。音楽の時間に練習していたはずなのに。

1年生などはわずか15人しかいないのに、どうしてもっとうまくまとめられなのかしら?と思ってしまった。

歌ですらこうなのだから、何十人もいるクラスの全員にリコーダーや鍵盤ハーモニカを教えるなんて、ドイツの教師にはまったくお手上げなのだろう。

そう考えると、日本の学校の先生はすごいことをやっているってことになる。改めてびっくり!!

日本のヤマハやスズキの教室のグループレッスンなども、「所詮グループレッスンだから。。。やっぱりマンツーマンの方が良い」などと言われているけれど、そもそもグループレッスンが成立するってことがすごいことなのかなあ?

今まで当たり前に思っていたことが、当たり前ではないと気づいたよ。
[PR]
# by ongakunikki | 2008-12-11 19:14 | 音楽メモ

理屈と感覚の統合

ピアノを習い始めて5年近くになるけど、いまだに苦手なことがいろいろ。

* 楽譜を見ながら弾くこと
* リズムを正確に刻むこと

この二つ。根っこは同じという気がする。

新しい課題を出されると、最初は楽譜を見ながら弾いているのだが、そのうち身体がおぼえて楽譜は見なくなってしまう。だから、途中でコケると、「あれ?今、どこ弾いているんだっけ?」と楽譜上で探せなくなってしまう。また、一度間違ったことをおぼえてしまうと、なかなか直せない。

自分が聞いたことのない曲の場合、ちょっとリズムが複雑だと、必ずといっていいほど間違って弾いてしまう。レッスンのときに指摘されて、「ほら、この音符の長さはこうだから、右手でここを押した後に左手のこれが来るんですよ」と数学的に説明されると、頭では理解できるのだが、いざ弾こうとすると「あれれ?」。

つまり、理屈で理解できたことが感覚的に再現できない。数学的にはわかっているんだけど、それが音のイメージとして頭の中に構築されないので弾くことができない。手本となる音源があれば、耳で聴いて多少複雑でも感覚的にわかるから、なんとか弾けるんだけど、その場合は理屈でわかっていないで弾いているということになってしまう。

この辺り、大人になって始めたことのハンデなのかな〜とも思う。

楽譜を見ても、頭の中で音は鳴らないので、「英語は読み書きできるけど、喋られない」人と同じで、理屈と感覚の統合ができていないのだなあ。

そういえば、スズキメソッドでバイオリンを習う子どもは、耳でおぼえるので上達が早いが、楽譜が読めるようになるのに苦労すると聞いたことがある。

楽譜なんて後から読み方をおぼえればいいんだから大丈夫と思いがちだが、読み方を知っていることと、読みながら弾けることはまた別のことで、案外そういうところにスズキメソッドの落とし穴があるのかもしれないと初めて思った。

英語も音楽も、頭と五感をバランス良く使って学ばないとだめなのかなあ?
[PR]
# by ongakunikki | 2008-11-28 18:15 | 練習記録