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練習状況いろいろ

子ども達はバイオリンで、Danclaという作曲家の小曲をいくつか練習することになった。

「できればピアノの先生にときどき伴奏をお願いできるか頼んでみてください」とバイオリンの先生に言われたので、ピアノ譜を持ってハゲツル先生のところに行ったら、「このくらいなら、あなたにもできますよ。がんばってやってみたらどうですか?」と言われた。見ると、確かにそんなに難しくなさそう。何日か練習したら弾ける気がする。

子どものバイオリンとピアノで合奏したいという夢が実現しそうで嬉しい。今までも子ども達はピアノ譜つきの教本を使っていたのだが、私が伴奏できるようになるよりも早く子どもがその曲を合格になってしまうので、とても無理だったから。

ぷっちは少し背が伸びて、夏休みくらいには1/2のバイオリンに昇格する予定。彼女はとても楽しみにしている。


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ピアノの方。

私は相変わらず次々に課題を出されて、抱えている曲が15曲くらいになってしまった。とてもではないが、練習しきれない。

でも、子どもの学校の宿題などとは違い、期限があるわけではないからゆっくりやればいいのだし、何よりも先生がどんどん展開していく様子が楽しくて、つい黙って課題を受け取ってしまう。だって、一つの曲を練習してると必ず、「そういえば同じような感じで、○○という作曲家の曲があった。あれもいいかも、、、、、」なんて、無限にファンタジーの世界が広がっていくようなのだもの。

そんな先生とうちの不思議娘ぷっちは最近、とても気が合うようだ。彼女も次々に新しいアイディアが浮かぶ方なので、二人が一緒にいると止まらなくなってしまう。45分のレッスンを60分に正式に延長することに私は同意したが、呆れたことに60分でも足りず、結局延びてしまう。今日なんて1時間20分もレッスンしていた。(長引いた分は先生のボランティア)

レッスンの終わりの方には聴音の練習をしたり、目をつぶって頭の中に鍵盤を思い浮かべ、「Eの音から始めると5度はどの音?」「Fの音で始めると4度はどの音になる?」と聞かれて答えるとか、そんなことを教わるようになった。

そういえば、しばらく前にぷっちのアイディアでメロディに調の異なる伴奏を合わせるという実験をやったことがあるが、それで先生は思い出したらしく、Charles Ivesという作曲家のCDを貸してくれた。この作曲家には意図的に異なる調で作った曲がいろいろあったようで、ぷっちの気に入るかもしれないと先生は考えたのだが、案の定、彼女のツボにはまり、ぷっちは喜んで何度も聞いていた。

こちら

私は面白いとは思ったし、決して不快ではなかったが、正直よくわからなかった。

ハゲツル先生は、「ぷっちは感性豊かで、教えているととても楽しいですが、これでは時間がいくらあっても足りません。それに、彼女の自由なところは大切にしてあげたいけれど、あまり枠からはみ出しすぎても良くないと思うので、ある程度はきっちりやらなければ」と言っていた。でもそれって親の私に対してというより、ご自身の反省というふうでもあった、、、、、

私としては、レッスンを無限に延長されたら困ってしまうけど、先生もぷっちも楽しくレッスンしているのだったら、やり方や内容には注文をつける気は全然ない。バイオリンのキビキビ先生はまた違うスタイルだし、そこでバランスが取れる面もあるだろうと思うので、どちらの先生にもそれぞれのやり方で教えて頂ければと考えている。

ぷっちのピアノの目標は「いつかモーツァルトのトルコ行進曲を弾くこと」だそうで、「先生。私はあとどのくらいしたら弾けるようになる?」と大胆質問をして、笑われていた。「そうだね。あの曲はもうちょっと手が大きくならないと上手に弾くのは難しいから、ぷっちがどのくらい早く大きくなるかにもよるね。でも、トルコ行進曲はまだ無理でも、モーツァルトの他の曲でそろそろできるものもあるから、少しづつやってみようね」と言ってもらって、本人はそれなりに納得。

なんだかぷっちの話ばかりになった。実はたろっぴはここのところ風邪気味でちょっと停滞中。
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by ongakunikki | 2009-02-27 07:34 | 練習記録

ドイツの音大、アメリカの音大

うちのアップライトのピアノは、ハゲツル先生が引き取ってくれることになった。

ピアノ屋さんに下取りを断られて困っていたので、ありがたい。先生のレッスンスタジオの隅に置いてくれるというので、ぷっちはとても喜んだ。グランドピアノが来たと言っても、アップライトにもなんとなく愛着があって、手放すのはいやだなーと思っていたらしい。

私は去年の夏からピシュナの指練習をやっている。面白くないけど、もうちょっとがんばった方がいいと先生に言われている。私は指の筋肉が発達していないので、少し鍛えないとなかなか難しい曲が弾けるようにならないんだって。

「ボクもね、音大時代にブラームスの指練習を延々とやりましたよ。最初はつらかったけど、やってよかったです。生徒さんにはテクニック練習は無理強いしないことにしてますけど、頑張れそうな人には勧めます」

私、頑張れそうな人、、、、、、?

ちなみに、ぷっちもテクニック練習をさせられているが、たろっぴはなし、、、、、、、、

そんなところから、音大の話になった。ドイツの大学というと、伝統的にはディプロームとかマギスターという日本でいうと修士に当たる資格を6〜7年かけて取るシステムだったが、昨今の教育改革でバチェラー(学士)過程が導入され、いろんな面で混乱をきたしている。それは音楽などの芸術分野にも及んでいるそうだ。

生徒さんの一人であるMさんは、大学で建築学を学んだ後、音大に入り直したいと希望していたけれど、実技の点でそれがかなわなかったので、現在は総合大学で「音楽学」を学んでいる。音大とは違い、実技の授業はない。しかし、実技の試験は定期的にあるという話なので、不思議に思った。得られる資格は学士で、短期間に膨大な量の文献を読んでレポートをまとめたりしなければならないので忙しく、演奏の練習をする時間があまりないのだそうだ。

「音楽などの芸術分野で詰め込み式の教育をすることが正しいことなのか、考えちゃうんですよねえ」と先生は言っていた。

先生は、諸事情のため、音大に入学したのは30歳近くになっていたそう。だから、若い同級生とはまた違ったように大学時代を経験した。音楽には、年齢のいかないうちにできるだけ早くテクニックを磨いて行くのが良いという面ももちろんあるが、音楽以外の経験があって初めて表現できるものもあるし、一概にこれがベストと言えるものはないと思う、と言っていた。

先生はアメリカの音大に一年留学した経験があるが、アメリカの音大はドイツのとはまた全然違って、カリキュラムがきっちりと組まれ、教授の指示にしたがってこなしていくスタイルらしい。

「驚いたのは、実技のレッスンは有料で、生徒が自分で買わないとならないんですよ。ボクは性が基金を貰っていたので、生活費はなんとかなりましたが、レッスンは高くてなかなか受けられませんでした。教授が寛大で、自分の不在のときには自由にピアノを使っていいよと言ってくれたので、弾くことはできましたが、十分に教わることはできなかったんですよ」

うーん。アメリカのシステムって日本と似ているんだろうか?私は日本の音大のことも詳しくないけど、人に聞いた話では日本も「すごくお金がかかる」そうだけど、、、、、、、

ドイツの音大は、今いろいろシステムが変わりつつはあるけど、ゆっくりと音楽を学んで行きたい人に合っているのかしら?
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by ongakunikki | 2009-02-20 16:32 | 音楽メモ

楽譜代が、、、、

ここのところピアノやバイオリンの先生から次々に新しい楽譜を入手するように指示されて、おサイフがあ〜〜〜〜〜。

ピアノの方は、私がフーガを始めることになり、Teleman の "LEICHTE FUGEN MIT KLEINEN STUECKEN TWV 30: 21-26"を、ぷっちには Diabelli の連弾集 "JUGENDFREUDEN OP 163"を購入。

バイオリンでは、ぷっちがBOOSEY & HAWKESの教本シリーズの4冊目、Shooting Starsに入る。このシリーズはバイオリンを習い始めた2年前からずっと使っているもので、このShooting Starsが最後の巻。そう考えると、地道ながらも進歩したんだな〜と感じられて嬉しいな。彼女はこの教本を中心に、バルトークのデュオやテクニック教本、そして先生がコピーしてくれる楽譜でバッハやテレマンの小曲を練習している。

たろっぴも新しい楽譜が必要。F. Küchler の" 100 Etüden"の2巻と3巻、それにヴィヴァルディのコンチェルト d-Moll op.3/11。

はあ、次々と、、、、前進するのは嬉しいけど、音楽ってやっぱりお金かかるわ。


 
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by ongakunikki | 2009-02-16 19:09 | 練習記録

コンサート三連チャン

しばらく演奏会から遠ざかっていたのが、一気に連続3つのコンサートに出かけることになった。

一つ目はトミ子さんとベルリンフィル小ホールにてのマルティン-シュタットフェルト「平均律」コンサート。

いやはや凄い、、、、大ホールではラトル氏と内田光子さんの大舞台があり、そんな大物の裏番組というのに盛況だった。

詳しくはトミ子さんがすでにレポートしてくださっているので、こっち読んでね私は感想のみ簡単に。

トミ子さんも書いていらっしゃるように、彼は一曲一曲の弾き分けがほんとに素晴らしいのだが、聞いていると、「ああ、この人、勉強家なんだなあ」という感じがした。感性だけで弾いているんじゃなくて、知的に分析しているんでしょう。でもそれが分析にとどまらず芸術として昇華されているのが凡人と違うところだなあ、、、、と。

集中力、体力、精神力、いろんなものがいるよね、演奏家には。

これからが楽しみですね、彼は。



二つ目のコンサートは、バイオリンの先生の命令で聴きに行ったBenjamin Britten の"War Requiem"。

この手の内容のコンサートは自分からは聴きに行かないのだが、聴いてよかった!これは複数の音楽組織による合同プロジェクトで、出演者は以下の通り。

Doerthe Maria Sandmann(ソプラノ)
Jan Kobow (テノール)
Matthias Vieweg(バリトン)

Campus Cantabile (ポツダム大学合唱部)
Vocal-Concertisten (合唱団)
Kinderchor des Evangelischen Gymnasiums Hermannswerder (ポツダムの音楽ギムナジウム合唱隊)

Sinfonietta Potsdam (ポツダム大学オーケストラ)
Landespolizeiorchestrer Brandenburg (ブランデンブルク州警察オーケストラ)
Persius Ensemble

Sebastian Nichelmann (オルガン)

Matthias Sagle (ギムナジウム合唱隊指揮)

Kristian Commichau (全体指揮)

総勢170名以上が舞台に上がっての演奏および合唱。圧巻だった。内容は第一次および第二次世界大戦についてで、歌はラテン語とドイツ語が交互に出て来る。ガムラン音楽の要素を取り入れるなど実験的でもあり、実際の演奏の前に30分ほど「導入」として指揮者より説明があった。

たろっぴはこういうの初めて。でも、プログラムの歌詞をずっと追って真剣に聴いていたし、とても面白かったと言っていた。内容が難しいのでぷっちは連れて行かなくて正解だったかも。

バイオリンの先生もオーケストラの第一バイオリンパートで参加した。



三つ目のコンサートは、グリニッケ城にてのサロンコンサートにぷっちと二人で。こちらは気軽なコンサートだけど、ハイレベルでこれまたびっくり!

"Junge Künstler in Berlin"(ベルリンの若き芸術家コンサート)

出演は、

Helena Madoka Berg, Violine
Clara Tiez, Violine
Hanne Skjelbred, Viola
Camille Thomas, Violoncello
Yukako Morikawa, Klavier

プログラム:

J.S. Bach Sonate für Violine solo Nr.3 C-Dur BWV 1005

Ernest Chausson Poeme op. 25 für Violine und Klavier

Felix Mendelssohn-Bartholdy Streichquartett in a-Moll op.13


バッハのソロはHelena Madoka Bergさん。二曲目は彼女と森川さん。三曲目は弦楽器の四人という組み合わせだった。

美しいお嬢さんばかりの演奏会で、席についたときには「なんと優雅な」とウットリしたけれど、始まってみると、みなさん清楚な外観からは想像もできないような大迫力の演奏。

どの曲もどの方も良かったけれど、私はBergさんのファンになってしまった。素晴らしい音色だったなー。

CDも出していらっしゃるようだ。

こちら

ぷっちは二曲目と三曲目がよかったと言っていた。バッハのソナタはまだ難しい?
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by ongakunikki | 2009-02-16 18:28 | コンサート