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ピアノとバイオリンの両立

たろっぴが、「バイオリンやりたい」と言い出したのは去年の年末頃。

そのときの私の反応は、「何、言ってんの」。相手にしなかった。

だって、たろっぴは過去に数年ピアノを習っていたけど、ろくに練習もせんで、日本からドイツへの引っ越しのドサクサにまぎれ、すっかりピアノに触らなくなっていたから。
「楽器やりたいんだったら、ピアノをまた始めなさい」
「いや、バイオリンがいいんだけど.......」
「それはダメ!」

ところが時期を同じくしてぷっちが、「チェロやりたい〜」と言い出す。ぷっちはまだ音楽は何もやったことがなく、ドイツの学校では楽器は習わないから、何か一つ楽器を習わせたかった。
「チェロはちょっと........ うちにピアノがあるから、ピアノじゃだめ?」と聞いたら、「チェロがいい。それがだめならバイオリンでもいい」
うーーーーん、弱ったぞ。

村に良いバイオリンの先生がいると聞き、それじゃぷっちにはバイオリンをやらせようかと思ったが、ぷっちにやらせてたろっぴには許可しないというのはさすがに酷過ぎる。しかたなく、たろっぴには「自分から言い出したんだから、ちゃんと練習してね。じゃないとやめさせるよ」と釘を刺した上で、2人同時にバイオリンを始めることになった。

いざ始めて見ると、たろっぴは下手なりにもピアノを弾くだけあって、先生の言うことをすぐに呑み込んでスイスイ弾き始めた。そして、バイオリンを弾きだしたら音楽の楽しさを思い出したようで、突然、埃をかぶっていたピアノの蓋を開けて、ピアノを弾き始めた。それからは思いもよらぬピアノ三昧の日々。そしてとうとう、「ぼく、またピアノやる!」宣言。

「いいかげんにせ〜い!だからおかあさんはピアノにしとけって言ったじゃないか〜」
「バイオリンももちろん続けるよ。両方やりたいんだよ」
「二つなんて無理、無理!」
「ほんとに頑張るから、オネガイ〜」泣いて懇願するので、断りきれず.......

そうしたら案の定、ぷっちも、「たろっぴがやるなら、わたしもピアノやる!」
たろっぴは許可でぷっちは却下ということができず、4月に子ども達はピアノ開始。もうどうにでもなれとヤケクソで私までピアノ再開ということに。

子ども達がピアノとバイオリンを同時進行で練習してどんな感じかと言うと、

たろっぴは自分で時間をやり繰りしてうまくやっている。どちからというとピアノメインでバイオリンがサブ。この先、両方の楽器で宿題が難しくなると苦しいかもしれないが、自分で考えてどちらか一本に絞るなり、両方ともほどほどで満足するなりするだろうから、もう私が口を出す必要はない気がする。

ぷっちの方は..........正直言って、二つは負担かも。バイオリンの方は、先に始めたこともあってとてもよく練習している。宿題もたくさん出る。学校から帰って来るとまず最初にバイオリンを練習するけど、集中してやっているので終わると疲れて、すぐにピアノを練習する気にはならないようだ。(無理もない)

ピアノは宿題はほんのちょっとだけで、チョロッと弾いてハイ終わり。だから、ピアノの方はほとんど上達していない。でも、ピアノは好きだし、弾けるようになった曲を暇なときに遊びでよく弾いている。やめる気はサラサラないようだ。

「ピアノもバイオリンも同じように真剣にやれ!」っていうのはハードだと思い、私は何も言わずに様子を見ているが、このまま「バイオリンメイン、ピアノサブ」の状態で行くのか、それとも今後急に状況が変化することになるのか、ぷっちはまだ小さいからなんとも言えないな.......

これからどうなっていくのかな。

ぷっちに「おかあさんはどうしてバイオリンをやらないの?」といつも言われる。「ピアノをやってるから」というと、「ピアノと両方やれ」と迫られる。私には両立は無理なんだってば〜。
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by ongakunikki | 2007-09-30 15:44 | 練習記録

良い楽器

たろっぴの身長は、現在151cm。あと4cmで私に追いつく。

だから、分数バイオリンから大人用に変わる日は近い。

今、子ども達はバイオリンをレンタルしているけど、大人用になったら購入することになる。でも、どの程度の楽器にしたら良いのか.......

バイオリンってほんとにピンキリみたいだし、そんなに高い楽器はもちろん買えない。だから買える範囲での検討ということだけど、「どうせまだ下手なのだから」とお買い得品で充分とするか、それなりにいいものを持たせてやるべきなのか。

たろっぴがピアノを始めたとき、うちにはピアノはなくてヤマハのキーボードだけだった。マンション住まいだったことや、半年後に日本に引っ越しを控えていることもあって即ピアノ購入は難しく、それに「せっかく買って続かなかったら困るから」という気持ちもあった。

本人が楽しく習っていたし、私自身も習いたくなったので、日本へ行ってからピアノを買った。そのときには「少しでも良いピアノを」という発想は全然なくて、知り合いのピアノ屋さんに少ない予算で買える中古ピアノをいくつか見繕ってもらって、その中で一番音色が気に入ったのを選んだ。そして、そのピアノに満足していたのだが.........

でも、ハゲツル先生のベヒシュタインと出会って、私の人生変わってしまった!

って、大袈裟だけど、ベヒシュタインの鍵盤に触れて音を出しているときって、まるで別世界にいるようで、そこから離れたくないって思う。良い楽器って、一種の麻薬ではないかと感じるほど。私はヤマハ、カワイの他はハゲツル先生のベヒシュタインしか触ったことがないから、世の中にはもっともっと素晴らしい極上の楽器があるんだろうなと想像すると、怖いぐらい。

ベヒシュタインに出会ってなかったら、きっとモチベーションも今みたいに上がらずに、ちょこちょこっと練習して、メリーさんの羊〜♪とかで満足していただろうなあと思うの。

そう考えると、子ども達にはなるべく良いバイオリンを与えてやった方がいいのかなあという気がする。でも、どの程度っていうのがわからないし、子ども2人に高い楽器なんて当然無理だし.........

悩ましい〜。
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by ongakunikki | 2007-09-28 16:42 | 音楽メモ

マルティン、グールドについて語る

昨日のDussmannでのイベントは、グールドがもし今も生きていたら75歳の誕生日を迎えていただろうことを記念して、今一度音楽家としての彼の人生を振り返ろうという趣旨のものだった。

グールドと言えばバッハ。そこで、「ゴルトベルク変奏曲」で衝撃のデビューを飾り、その後も次々とバッハの演奏を発表しているマルティンをゲストとして迎え、グールドについて、そしてバッハについて語ってもらおうということになったようだ。

座談会は、ところどころにグールドの演奏(CD)を挟み、みんなでそれを聴きながらトークを進めるかたち。一時間に及ぶ話の内容を全部書くことはできないので、私が気になった部分のメモだけ記録することにする。録音してテープ起こししたわけじゃないから、一語一句マルティンのセリフそのままではないので、念のため。(あくまで要旨、です)

まず最初にかかったのは1955年録音のグールドの「ゴルトベルク変奏曲」よりアリア。

司会者「この録音を当時のクラシックの聴衆は大きなショックを持って迎えたといいますが、それはどうしてだと思いますか。まず、テンポがすごく早いですよね?」

マルティン「早い。早いという言葉が妥当かどうか....... 確かに早いですが、急いだ感じはしませんよね。グールドにはユニバーサルな時間感覚とでも呼べるものがありましたから、これは彼にとって自然な早さだったと思いますよ。そして、聴衆がショックを受けたというのも適切な表現かなあ。彼はロマンティシズムに陥ることなしにバッハの曲の持つ詩情を浮かび上がらせた、そしてバッハらしい透明性と詩情を結びつけた。それが聴衆にとってなるほどなと納得のいくものであったから、あのように受け入れられた。そういうことじゃないでしょうか」

次に1981年録音のゴルトベルクが流れる。

司会者「55年盤とはまったく違いますね。こちらはゆっくりと内省的。この違いはどこからくるのでしょう。死を予感していたのでしょうか?」

マルティン「死を予感したからこうなったというわけじゃないと思います。急逝なさりましたからね。あまり深読みする必要はないと思いますよ。バッハのゴルトベルクには無限の可能性がある。そのときそのときの心の状態を素直に表した結果、違ったものになるんです。僕たちピアニストにとって、このような曲がこの世に存在するということは幸せの極みです。人生のいつの時期にも戻って、また新しく弾くことができる。バッハというのはそういう作曲家です」

司会者「グールドはベートーベンも弾いていますよね。ちょっと聴いてみましょう」
マルティン「いいですね。最高です。これ、ライブですよね?」
司会者「そうです。バーンシュタイン指揮」
マルティン「ああ、やっぱり。ライブの方がいいですね。スタジオ録音のようなコントロールされた感じがない。理性的過ぎず、流れに乗っています」

途中、ブラームスやシェーンベルクについても言及あり。(この辺、予備知識がなさすぎてよく把握できなかったので割愛)

司会者「スタジオ録音はコントロールされているとおっしゃいましたが、グールドは31歳から一切のコンサート活動をやめてしまいましたよね。ファンは傷つき、批判的になる人も増えたと思います。そして、あの悪趣味な録音、モーツァルトソナタ15番が発表されました」

チャーンチャンチャン、チャーンチャチャチャーン♪とソナタ流れる。

15番が大好きなぷっちの顔が一瞬輝いたが、すぐに顔をしかめて吐き捨てるように言う。「変。早過ぎる」(←アンタの意見はいいって)

マルティン「う〜ん。悪趣味とは僕は思いませんよ。モーツァルトの時代に立ち返り、根っこのあたりを掘り返す演奏家がもっといてもいいんじゃないでしょうか。モーツァルトというと、既成のイメージや偏見が、それに何の疑問を持つこともなく受け継がれて行っているでしょう。少しでもそこから離れた演奏をするとメッタメタに伐られる。勇気がいりますよね」

(中略)

司会者「シュタットフェルトさん、あなたの新譜はシューベルトですね。グールドはシューベルトを弾かなかったようですが、なぜだと思いますか?」
マルティン「弾いたか弾かないか知らないけど、演奏は残ってないみたいですね。シューベルトっていうのは、弾けと人に強要出来る作曲家じゃないです。弾こうと思って弾くのではなく、導かれる。自分の身を委ね、なるにまかせる、それしかありません。身を任せる、信頼するということができないと難しいですよね。コントロールしようと思ったら弾けません」

司会者「そうそう。あなたとグールドにはもう一つ共通点があるんじゃないですか?グールドはバッハを弾いてるときに、よくうなり声を上げてましたね。あなたも弾きながら歌うとか。ホントですか?」
マルティン「う〜ん。歌いたくないんだけど、つい歌っちゃうんです。どうしてもやめられない.....バッハはぼくにとってエクスタシーなので、無意識にね。ぼくがうたってるの、人に聞こえないといいなあ」

ここでマルティン、イタリア協奏曲を披露。

彼は弾いてるときに手首がほとんど動かないのね。指だけがものすごい早さで動いて、超人だと思った。手の動きだけ見てると硬質なんだけど、音は硬くも冷たくもないのが不思議。

司会者「さて、シューベルトですが、あなたはシューベルトの音楽をWehmut(哀愁)という言葉で表現なさっていますね?」

マルティン「シューベルトというと、悲しみだとか死の恐怖だとか、痛みという暗い面だけが語られますね。でもぼくは、それは一面的な捉え方だと思う。Wehmutという言葉には単なる悲しみだけでなく、喜びも明るさも含めたもの悲しさがあります。ただ悲しいだけじゃない、シューベルトの音楽には生きる喜び、幸せ、弾む心がある。この一見相反する要素が互いに混じり合い、溶け合ったものがシューベルトだと思うんです。幅広い感情のスペクトルがそこにあります」

この辺りはCDの解説にも彼自身の言葉で詳しく書いてあるので、興味がある方は読んでね。

ライブの前に家で彼のシューベルトを聴いたのだが、正直なところ、ソナタ21番には私には難し過ぎた。一回や二回聴いたくらいではとうてい咀嚼できない感じ。明るく軽快なパッセージが出て来たと思ったら、重く沈んだパッセージになるの繰り返しで、うまく全体像を掴めなかった。

でも、ライブで聴くと、訴えて来るものがかなり違う。聴かずにはいられない「語り」だった。先のイタリア協奏曲と比べて音はずっと少ないし、テンポもゆっくりだけど.......

指が忙しくない曲=難しくない曲ではないという当たり前のことをつくづくと感じる演奏だった。音楽はやっぱり表現。


会はこれにて終了。関連本やCDのところは人だかりがしていたので、私達はサインをもらった後はサッサと帰って来たけど。

階段を上りながらぷっちが一言。
「きょうもこどもはわたしだけだったね。こどもはおんがくがすきじゃないんだね」
うーん。

デパートを出ると、ドアのすぐ前の路上にポップスのオムニバスCDが並んでいて、大音量で何か曲がかかっていた。

ぷっち「ああ、もう!せっかくいいきょくきいたばかりなのに、こんなのかけて!まじっちゃうじゃない」
ぷっちは余韻を楽しむ人なのね〜。
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by ongakunikki | 2007-09-26 21:47 | 音楽メモ

生マルティン報告

今日はデパ地下の生マル試食会に行って来た。

じゃなくて、カルチャーデパート地下にてマルティン-シュタットフェルト、トーク&ライブ。ここでまず、もしかして期待しているかも知れない人のために断っておきたいのだが.........

マルティン生画像はありません

ぎゃ〜、殺さないで〜。部長、お許しを〜。(涙)

デジカメ持って行ったけど、電車の中で試し撮りしたときには問題なかったのに、イベント直前になって急にシャッターが切れなくなって.....(汗)、慌てて電池買いに行って入れ替えたけどダメで(大汗)、しばし悪戦苦闘の結果、諦めた。

でも、会場の雰囲気からして、とても写真撮れる感じじゃなかったので、カメラの調子が良くても撮らなかったかも。(私、そういうとこ気が弱くて)

というところで、本題へ!

会場に着いたのは始まる一時間も前。デパート一階フロアを突き抜けた奥に地下へ降りる階段があり、下が会場なのだが、まだロープがかかっていた。階段脇にはカフェがあるので、お茶を飲みながら会場を待つことに。しばらくしたら、下から突然ピアノの音がして、「これはマルティンの音!」と下を覗くと、マルティンがピアノの試し弾きをしている姿が見えた。

じきに音が止んで、デパートのスタッフとマルティンが立ったままなにやら打ち合わせ中。彼は白シャツにジーンズ、黒のブレザーという定番の格好だったのですぐにわかった。

お茶を飲み終わったので、階段前フロアに積んである写真集やCDなど眺めて時間を潰していると、そのうちマルティンも階段を上がって来て、小型スーツケースを引っ張りながら本を眺めている。飛びつくファンなどは皆無で、私もジロジロ見るのははしたないと思い、ぷっちと子猫の写真集など見ていたら、そのうちエレベーターでどっかへ行ってしまった。

じきに開演となり、私とぷっちは一番前のピアノの横の席に着席。(首尾よく行った。しめしめ......)椅子は100席弱くらい。しかし、見事にオジさんオバさんばっかり!若い人(35歳以下)は3人くらい。

トークのテーマはグレン-グールド。司会者のジャーナリストの女性とマルティンとソニーのクラシック部門の責任者の3人による座談会形式。ソニーの人の話は主にCDの宣伝だったので面白くなかった。

と、ここでトークの内容を紹介したいのだが(メモ取ったし)、ドイツ語を日本語に直してまとめるのに時間がかかるので、続きは明日にしマス。

弾いてくれたのは、バッハのイタリア協奏曲の第三楽章と、新譜のシューベルトソナタ21番から。これについても、明日改めて感想を。

イベント終了時にぷっちが寄って行ったら、マルティンは「ハロー。キミ、名前なんて言うの?」と話しかけてくれた。「ビアンカです」(ここで秘密ががバレてしまうのだが、ビアンカは実はぷっちの本名)「ビアンカ、ぼくの演奏、じーっと聴いててくれたね。ありがとう」

わたしには話しかけてくれなかったが、私も「ビアンカ」なので、話しかけてもらったつもり。

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ぷっちが貰ったサイン。Fuer Bianca Dein Martin Stadtfeld (ビアンカへ。君のマルティン-シュタットフェルト)ぐふふ♡

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私は、バッハの小プレリュードと小フーガの楽譜にサインして貰った。これで、ますます練習に身が入るわ〜。(ウットリ)

お休みなさ〜い。今晩はいい夢見られそう。
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by ongakunikki | 2007-09-26 04:35 | 音楽メモ

連弾デビュー

今日はレッスン日。

先週に引き続き、野暮用多しでいつもの半分も練習できなかったけど、レッスンには行った。

ブルクミュラー「狩り」は上がり。続いて新曲の「別れ」。
先生「ぶっ。ケンカ別れ?もっと切なく弾いてよ」
私「あ、スミマセ〜ン。狩りモードのまま弾いちゃいました。もう一回弾きます」
先生「そうそう、そういう感じで」

バッハやシューマンはいくら弾いても飽きないんだけど、ブルクミュラーは最初楽しいものの、そのうち弾きたくなくなる、と先生に言ったら、
「まあ、それは曲の深さが違うからしょうがない。指のウォーミングアップとして出しているんだから、そんなに何度も弾かなくてもいいです。でも、ハノンやるよりはずっと楽しいと思うよ」

小プレリュード。
先生「難しい曲なのに、よく頑張ってるじゃない」
それが、自分の好きな曲のせいか、実はあんまり難しく感じないの。グランドで弾くと、メチャクチャ気持ちいい。レッスン時間が限られてるのが本当に残念。ベヒシュタイン、一日でいいから貸してくれ〜と思う。(切実)

ユーゲントアルバム21番
先生「だいぶ仕上がって来たから、もうちょいですね。一番難しいところ、きれいにできてますよ」
次回は上がれるかな〜?

ハイドン メヌエット
練習する暇なかったので、今回はパス。

レッスン終了時に先生から新しい試みの提案あり。
「連弾やってみましょうか。今まで全然やったことないならまずは簡単なところから.......そうだな、ジャン-フランセなんていいかも。ドイツの曲ばっかりやってきたから、この辺でフランスもの、それも近代に近いのがいいですね。楽譜探しときますね」

連弾か〜。それは楽しそう。(でも、難しそう......私、テンポが不安定だから)いろんな時代や作曲家の曲を練習できるのもうれしい。少しづつ幅が広がって行く。ウフフ。
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by ongakunikki | 2007-09-25 06:20 | 練習記録

生マルティンが無料!

今日は久しぶりに、私のお出かけの定番であるベルリンのカルチャーデパート、Dussmannへ行って来た。

このデパートは本、CD、DVD、楽譜オンリーで広大な4フロアが埋め尽くされたとても贅沢な空間。

クラシックCD売り場である地下一階に降りて行くと、フロアの一角にステージがある。今日はステージの前に椅子が並べられていて、何か催しがあったようだった。私はマルティンの新譜が目当てだったのだが、ステージ脇を通り過ぎるときに、キャンペーンガールのようなお姉さんにパンフレットを手渡された。

チラと目をやると、ベルリン-ドイツ交響楽団(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin)とこのカルチャーデパートドゥスマンが提携して、定期的に音楽イベントをやっているようで、その一環として、デパート内でも無料ライブを催しているらしい。

さらによく見ると、なんとマルティン-シュタットフェルトの写真が載っている。来たる25日(火曜日)、午後5時からデパート内で「無料トークショー&新作発表会」を開きますだとー!!!


ほんまですかいっ?

驚いて、近くにいたインフォメーションのにいちゃんをつかまえて確認したら、本当だと言う。

これは絶対、行かんならんでしょー。火曜日、行ってきます。
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by ongakunikki | 2007-09-23 00:21 | コンサート

ハゲツルトリオ結成!

今日は子ども達のピアノレッスン日。

スケジュールの関係で、子ども達のレッスンは先生に出張して来てもらっている。ぷっちとたろっぴ、それぞれ45分づつ。

今日先生が到着したとき、ぷっちはたまたまバイオリンを弾いて遊んでいた。
「おっ。ぷっち。バイオリン弾いてるんだ。どれどれ、どんな曲?聴かせてよ」
そこで、ぷっちは初めてハゲツル先生にバイオリンの腕前(と呼べるかどうか?)を披露。

子ども達の使っているバイオリン教本にはピアノ譜もついていて、先生が、
「じゃ、先生がピアノ弾くから、合わせよう!」と言ってくれた。

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ハゲツル&ぷっちデュオ。この後、たろっぴも乱入してトリオに。

子ども達のバイオリンレッスンのとき、キビキビ先生がいつもバイオリンで伴奏してくれるのだが、ピアノに合わせるのも子ども達には楽しかったよう。
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by ongakunikki | 2007-09-22 02:30 | 練習記録

Gustavo Dudamel

今日、レッスンに行ったら、ハゲツル先生が、

「いや〜、昨日の夜のベルリンフィルでのコンサート、それはもうスゴかったですよ〜。ボク、感動しました」
と大興奮で語ってくれたのは、Gustavo Dudamelという若手の南米出身指揮者について。バレンボイム氏のピアノによるコンチェルトだったそう。(残念ながら何のコンチェルトだったか忘れてしまった。家でチェックしようと思ったら、何故かベルリンフィルのページとうちのPCは相性が悪くてすぐにダウンしてしまうので確認できず)

とにかくこのドゥダメル氏という指揮者は、前代未聞の凄腕だそうで.......

「あ〜ん。わたしも行きたかった〜。先生、次回は誘ってください〜」
「ボクもこんなに素晴らしいとは思ってなかったんですよ〜」
「そういえばわたし、バッハ週間のコンサートには行きました〜」
とかいろいろ、レッスンそっちのけでコンサート話に花が咲いてしまった。ま、たまにはいいよね。音楽の話をするのもレッスンのうちだもんね。

「この辺りは、コンサートがたくさんで嬉しいです〜」
「そうそう、ドイツ国内でもベルリンポツダムほど音楽的に充実している地域はないんですよ。どんどん聴いてね。人の演奏を全く聴かないでピアノ習っても、やっぱりネ」

先生のお話はまだ続いたのだった。
「それからね、聞いて欲しい話がまだあるの。ボクの息子、今3歳なんだけど、『ピーターとおおかみ』の曲を怖がるんですよ。曲全体じゃなくて、オオカミが登場するところあるでしょう。そこに来ると『パパ、オオカミ、コワい、コワい、消して〜』って。でもオオカミってどういう動物なのか、彼は知らないのね。ホルンの音がすると何かすごく怖いものを想像するみたいで。音楽があんな小さな子の感情にそんなに影響を与えるんだ、いや、子どもも音楽にそんなにも心を揺さぶられるんだって思うと、なんだか感動しちゃって........」

ホントですね〜、と私も感銘を受けた。

ということでレッスンは今日は短めで、見てもらったのはブルクミュラーの「狩り」とベンダのソナチネのみ。ベンダの方は上がりになり、新課題はハイドンのメヌエット(長い曲!)。ブルクミュラーはなんか調子狂っちゃってボロボロになってしまったので来週に持ち越しとなったが、並行して「別れ」を練習してくるようにとのこと。
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by ongakunikki | 2007-09-18 03:34 | 音楽メモ

ハウスムジーク

今日から夫の両親が滞在している。

夕食後、ぷっちが何やら忙しそうにしていたのだけど、しばらくしたら居間からベルの鳴る音が聞こえて来た。コンサートホールで演奏が始まるときの合図のような音だったので居間の方へ行くと、開いたドアのところにドレスを着たぷっちが立って、「コンサートが始まりま〜す。こちらがプログラムで〜す♪」と言いながら、手書きのプログラムを一人一人に渡してくれた。

どうやらぷっちは、おじいちゃんおばあちゃんのためにバイオリンコンサートを開くつもりらしい。おじいちゃん達はぷっちのバイオリンをまだ一度も聴いたことがなかったので、興味津々で席についた。全部で10曲も弾いてくれて、こないだの発表会のときに緊張で少し小さくなっていたのとはうって変わって今晩はノリノリ。立ち方といい、バイオリンの構えといい、表情といい、「カッコだけはプロ並み」に、なりきって演奏してるので笑ってしまった。

アンコールではバイオリンではなく、ピアノ曲一曲を披露。これも妙に「雰囲気がプロっぽい」演奏。(たったの8小節で完結なのに......)ぷっちはパフォーマンスが好きだなあ〜。

終わった後、たろっぴが「ぼくも弾こうかなあ」と言い出して、こちらはバッハの曲数曲と得意のカバレフスキー、それからオリジナル曲を一曲。アンコールにバイオリンで一曲。

思いがけず、ホームコンサートとなり、おじいちゃんおばあちゃんはとても喜んでくれた。

よかったなあ♡
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by ongakunikki | 2007-09-16 05:29 | コンサート

スタインウェイ大売り出し!

昨日、車を運転しながらラジオを聴いていたら、

「来たる9月22日、ベルリンのスタインウェイハウスにてピアノ大販売会が開催されます。スタインウェイの中古アップライトがなんと1,990ユーロから。品揃え豊富。試弾自由。どうぞお見逃しなく〜!」

って言っていた。

ウソ..........スタインウェイピアノが25万円!?

冗談かと思ったけど、家に帰ってスタインウェイハウスのHPを見てみたら、セール自体は本当だった。25万円っていうのはどうやら吊り商品で、他のブランドのようだけど。

スタインウェイなんて私が買うことは100%あり得ないけど、でも、冷やかしに行きた〜い!ちょこっとだけでいいから触ってみたいな〜。

だけど、どう見ても「絶対に買いそうにもない客」が「ピアノの真似事」したら、つまみだされるかな〜?
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by ongakunikki | 2007-09-14 01:04 | 音楽メモ