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ジャズライブ

夕べは子ども達二人とも、それぞれ泊まりがけのお出かけで不在。

せっかくの「大人だけの夜」を利用しない手はない!と、おとーさんと二人でベルリンのジャズバー、A-traneへ。

ジャズライブって始まる時間が遅いから、普段はまず無理で、ようやく実現。

夕べの演奏はAndreas Schmidt & Friendsというトリオによるもの。それがあまりに個性的でびっくりするような演奏だった。ジャズライブは昔よく聴きに行っていたけど、あんなの初めて。ギリギリまで押さえたピアノ、爆発的なドラム、そして「感性だけで吹いてます」という風なブラス。とても遊び心があって、面白い。

プレーヤが日々、「ここはこうしてみたらどうだろう?こんなのも面白いかな?あんなのも取り入れられるかな?」と実験を重ねているのがよくわかる演奏で、「こうでなくてはいけない」という観念から完全に開放されているのが気分よかった。

音楽にはほんとにいろんな方向があるなあ〜。
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by ongakunikki | 2007-07-31 17:21 | コンサート

子どもと音楽

昨日のオルガンコンサート、いつものことながらぷっち以外、子どもの姿はまったくなく、ぷっちを除いたら私が最年少!?っていうくらい、お年寄りばかりだった。

教会でオルガンを聴くっていうのは、若い人には退屈なことで、ましてや子どもなんかがすることではないのかな?そのせいか、昨日はオルガニストの方もぷっちが聴いたことを喜んでくれたみたいだし、ま、ぷっちもときどきモゾモゾしたりもしてたんだけど、「退屈だからもう来たくない」となはらず、「きれいだったね。また来ようね」と言ってたから、それなりに楽しんだのだろう。これがたろっぴになると、さらに真剣に聴いて、あの曲はああだったとか後でコメントするほど興味を示してる。

オルガンコンサートのみならず、今までに行ったクラシックコンサートで子どもの姿を見かけたことはほとんどない。騒いで迷惑をかけたら困るから連れて行かないというのがあるかとは思うけど、小さい子どもどころか10代、20代の姿もない。子供用コンサートの催しもあちこちであるようなので、そういうところは賑わっているのだろうか?(うちは、たろっぴがガギっぽいのは嫌と言うので、子ども向けコンサートには行っていないんだけど)

日本でも、ピアノを習うのは圧倒的に女の子が多く、男の子は小さい頃はスポーツの方がいいみたいだし、ドイツでも男の子は高学年になればギターやドラムに関心を持つようになるようだけど、低学年からピアノを習う子はあまりいない。そして、男の子でクラシック音楽に興味がある子となると、うんと少数かも知れない。たろっぴが学校でロックやポップスの曲を弾くと、みんな「すごいねー!」と言うけど、クラシックの曲だと「ダッサーイ!」って言うんだって。

だから、もしかしてたろっぴは音楽好きな珍しい男の子ということになるのかも............

そんなふうには今まで全然思ってなかったな〜。

日本でついていたピアノの先生にたろっぴが上手と褒められたことは一度もないけど、「たろっぴ君は音楽がほんとに好きなのねー。それが良く伝わって来ますよ」とは言われてて、発表会でエンターテイナーを弾いたときには、発表会後の先生方の反省会で、「あの子は実に楽しそうだったね」と話題になったらしい。発表会となると緊張してかたくなる子が多いから、余計そう見えたのかも。

日本の小学校でも、何故か音楽の先生に気に入られて、とても良い成績をつけてもらった。たろっぴなんかが何で?って思うんだけど、昼休みに音楽室を開放する日には必ず遊びに行ってたらしいから、「音楽の好きな子」と見なされたのかな。

そして、ドイツの学校では、通信簿の音楽の欄に、「ふつう」「よい」「大変よい」を飛び越えた「特別出来る」という評価をもらってしまった!!特別出来るなんてそんな、いくらなんでも過大評価としか思えないけれど、それは「ドイツの子ども達の音楽に対する関心は非常に低い」ことを物語っているのかもしれない...........

う〜ん、なんか複雑。

考えてみれば、現代では生活環境が多様になっていて、選択肢も刺激もあまりに多く、子どもが何かに集中して取り組むのって難しいかもしれない。特に音楽のように地道な訓練を必要とするものって、他に楽しいことがわんさかとある環境で継続するのは困難なのかな〜。

とにかく、たろっぴやぷっちが音楽好きであることは確かみたいで、嬉しいな。今の年齢から意識的に音楽を聴く習慣があれば、仮に楽器の演奏は途中で挫折してしまったとしても、きっと一生音楽を楽しんでいけるんじゃないかな。
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by ongakunikki | 2007-07-30 19:11 | 音楽メモ

オルガンコンサート再び

今日は、ぷっちを連れて村の教会のオルガンコンサートへ。

今回の奏者は、Iserlohn市のカントールでありオルガニストである、 Gotthard Gerberさん。白髪のほっそりとした紳士。いつも思うのだけど、オルガニストって知的な雰囲気の方が多い。

プログラムは以下の通り。

Dieterich Buxtehude
Praeludium in C, BuxWV 138
Nun bitten wir den heiligen Geist, BuxWV 209

J.S. Bach
Aus "Kunst der Fuge" BWV 1080: Contrapunctus I (「フーガの技法」より)

Helmut Walcha
MORGEN und ABEND: Mein erst Gefuehl sei Preis und Dank, Nun sich der Tag geendet hat

J.S. Bach
Praeludium C-Dur, BWV 545
Air, BWV 1068 (G線上のアリア)
Fuge C-Dur, BWV 545

Helmut Walcha
TOD und EWIGKEIT: Mitten wir im Leben sind, Morgenglanz der Ewigkeit

J.S. Bach
Aus "Kunst der Fuge" BWV 1080: Contrapunctus II

Dieterich Buxtehude
Komm, Heiliger Geist, Herr Gott, Bux WV 199
Praeludium in C, BUX WV 137

変化に富んだ大変上手な演奏だった。Walchaの曲はあまり気に入らなかったけど、その他はどれも素敵。

コンサートの後、ぷっちはオルガニストに近寄って、「とてもきれいでした!」と握手を求める。「聴きに来てくれて嬉しいよ。お嬢ちゃんも何か楽器を弾くのかい?」と聞かれて、「ピアノとバイオリンです!」と張り切って答えていた。

村のオルガンは、ぼろぼろになっていたのが数年前に修復され、蘇ったオルガンを積極的に使おうと定期的にオルガンコンサートが企画され、ドイツ全国からオルガニストが呼ばれるようになったみたい。
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by ongakunikki | 2007-07-30 04:42 | コンサート

ソナタ練習

ソナタ、第一楽章はとりあえずナントカ通しで練習。

もちろん、まだ転ぶところがあるし、テンポ不安定、トリル汚い、ページが変わるときにスムーズに繋げられない、その他課題は山積みであるが........

でも、楽し〜!!

6ページにも渡る曲を弾くのは初めてだから、充実感&快感がすごい。そして、自分で「これをやろう!」と思って練習するのは、宿題に取り組むのとはまた違う。

ーーーーーーーーー
午後はテレビでランランのショパンコンチェルトを鑑賞。

私はあんまり人のことを羨まない方だけど、ランランのことは心底羨ましく思ってしまう。あんな「語る指」が私にもあったらなあ〜。
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by ongakunikki | 2007-07-29 06:32 | 練習記録

東ドイツのオルガン

西ドイツのある町で教会のオルガニストとして活躍されている日本人女性の方から、さきほどためになるお話を聞かせてもらった。

旧東ドイツには、いい古いオルガンがオリジナルで残っているんだそう。ぼろぼろになっているのもあるが、西側のように70年代に間違った「改良」をしていないので、東地方へのOrgelfahrt(オルガンの旅)が盛んに行われているんだって。思わぬ小さな村にSilbermannのオルガンがあったりするのが、東地方だとか。

へえ〜!

東ドイツというところは、政治文化的に何かと敬遠されがちだけれど、手つかずの自然がたくさん残っていてなかなか良いところも多いと私は思っているのだが、オルガンもそうだったのか〜。

オルガンの旅に私も出てみたい。
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by ongakunikki | 2007-07-27 06:23 | 音楽メモ

大道芸人

モーソナ、58小節目までは一応できたので、明日からその先に進むつもり。第一楽章だけで全部で6ページあるけど、繰り返しが多いから休み中になんとかなるかな?

トミ子さんのブログで、感動的アコーディオン奏者大道芸人のビデオがアップされているのを見て、すごい!と驚いてしまった。

ヨーロッパには路上で音楽を演奏する人が本当にたくさんいる。代表的なのは手回しオルガンだけど、ジャンルを問わず、プロデビューするような上手な人から学生のギター弾き語りまで、いろいろ。人前で演奏する度胸のある人なら誰でも弾いて構わないという雰囲気だし、道行き人も街に音楽があることを楽しんでいるように見える。(もちろん、無関心な人もたくさんいるけど)

ところで、先日テレビでも紹介していたと夫が言っていたんだけど、マンフレッド シュピッツァーという脳研究で名を知られている大学教授がドイツにいて、特に音楽と脳の関係などを得意分野にしている。そのシュッピッツァー教授の著書に「Musik im Kopf(頭の中の音楽)」という本があって、かなり分厚い本だけれど、かなり読み応えがあるんだよね。音楽を聴き、演奏し、理解し、感動することを脳科学の立場から説明している本。

その中に書いてあったこと。著者はご自身も子どもの頃からずっと楽器を演奏しているそうで、高校生〜大学生の頃などは、親にお小遣いをもらわずに大道芸人でお金を稼いでいたんだって。それを読んで、「たろっぴとぷっちも、そのうち外でバイオリン弾いてお小遣い稼いでくれないかなあ」と思った(笑)

度胸もつくだろうし、喜んでくれる人もいるかもしれないし、いいんじゃないのかなあ。
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by ongakunikki | 2007-07-26 02:52 | 音楽メモ

そういえば!

忘れてたけど、モーツァルトのソナタは前にもちょっと練習したことがあったんだった。

15番(K.545)

日本で習っていた先生に勧められて練習を開始したものの、当時はかなり苦痛で(面白くない&指が回らない)、引っ越しのため中途半端になったまま、二度と弾いてなかった。今練習し始めた10番と比べてどんな感じだったっけ、とガサゴソ楽譜入れを探ってみたら出て来た。

ちょっとやってみたら、前よりずっと楽に弾けて感動!まあ、粒を揃えるとかはうんと彼方の話だけど、最後に弾いてから1年半も経っていても、案外指って憶えているものなんだなとビックリした。いつもは「弾けるようになっても、ちょっと練習しないとすぐ忘れる〜」とぼやいていたけど、完全に忘れてしまうわけではないのね。脳の奥の方に情報は断片的にでも残っているということなのかな。

となると、自分では全然進歩がないように感じられても、練習することは決して無駄ではないのだという気がして来た。

がんばろ〜!
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by ongakunikki | 2007-07-25 02:20 | 練習記録

村の教会でオルガンコンサート

村の教会では現在「オルガンの夏」という企画で毎週末、オルガンコンサートをやっている。日曜日はその第二回目だったので、たろっぴと二人で行って来た。

奏者はベルリン大聖堂のオルガニスト、アンドレアス ジーリンクさん。ベルリンでも現在「国際オルガン祭り」というのが開催中で、このジーリンクさんが責任者であるらしい。ベルリン芸大の教授でもあるそう。

演奏されたのは曲順に、

J.S. Bach
Dorische TOccata und Fuge d-Moll, BWV538

J.S. Bach
"Schmuecke dich, o liebe Seele" BWV543

Samuel Scheid
Echo ad manuale duplex forte & lene SSWV128

Johann Jacob Froberger
Capriccio fbWV503

Georg Muffat
Toccata quarta

Georg Boehm
Vater unser im Himmelreich

DIetrich Buxtehude
Toccata d-Moll BuxWV 155

バッハのトッカータとフーガはやはり圧倒的。オルガンは教会の二階にあって、私たちは二階席のオルガンがよく見える場所に座った。座っている木のベンチにオルガンの振動が伝わって来た。

バッハの二曲目は音色があまり好きじゃなかったけど、別の音色だったらいい曲だと思ったかも。

シャイトは「エコー」という題の通り、こだまのようにフレーズが二回づつ繰り返すようになっていて、面白かった。その後の二曲はあまり印象に残らなかったが、ベームは旋律の美しい曲で、最後の曲は一曲目のバッハに匹敵する感動的な曲。

村の小さな教会のオルガンでも充分聴き応えがあったので、ベルリン大聖堂でならさぞかし......と思った。
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by ongakunikki | 2007-07-24 04:07 | コンサート

課題曲に取りかかる

ソナタ 10番、練習開始。

思ったより難しくなくて、58小節目まで(たどたどしく)通しで弾くのはできた。三連符をきれいに入れるのがちょっと苦労だけど、これは案外早く終わるかも。なんだか普段やってる宿題よりも弾きやすいくらい。

それより、バッハの小プレリュード、何度弾いてもミスタッチがなくならない。ミスタッチというよりも、「あれれれ?次、どの音だっけ?」となることが本当に多い。

シューマンの曲は、楽譜見たときには「一体、これどうやって弾くの?」と思っても、一度押さえられるようになると指が憶えてくれて、大体大丈夫。でも、バッハは何故かダメ。どうしてなのでしょう?
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by ongakunikki | 2007-07-21 00:35 | 練習記録

勝手に課題曲

夏休み中に練習しておく曲は何曲かあるけど、そればっかりじゃつまらないので何か一つ、自分の弾きたいものを練習しようと思って探していたところ。

結局、楽譜を入手したのは........

         モーツァルト ソナタ 第10番 (K330)

もちろん、できるところまで。(数小節だったりして........)

実は、モーツァルトには全然興味がなくて、今までどの曲を聴いてもどの演奏家で聴いても、いっこうに何も感じていなかったのだが、最近、ランランのソナタ10番の第2楽章を聴いて、初めて感動。

第一楽章はハ長調だから、譜読みで夏休み終わってしまうってことはさすがにないだろうと思って、挑戦することに。今日、楽譜が届いたので見てみたら、とりあえず右手はすぐに押さえられる感じなので、58小節目まで通しで弾けるようにするのが目標。

どうなるかな〜〜〜〜〜〜〜
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by ongakunikki | 2007-07-19 23:38 | 練習記録