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音楽が行動に及ぼす影響

音楽というのは人間に対していろんな効果をもたらすものらしいが、こんな話を聞いた。

ワインを売るお店でクラシック音楽をBGMとして流すと、ワインがよく売れる。クラシック音楽には、「上品、上流階級、洗練」というイメージがあるから、客はなんとなく「ワインを買う自分は上品な人間」と感じ、買ってしまうのだそうだ。

また、同じ店でも、フランスの音楽をかけたときとドイツの音楽をかけたときでは、明らかにフランスの音楽をかけたときの方がワインの売れ行きが良い。

バーで音楽を流すのも、「音楽を流すと人はより多くお酒を飲む」からだそう。

店で客の回転を速くするためには、速いテンポのBGMを流すとよい。知らず知らずのうちに客はせき立てられる。

ドイツの都市では、中央駅周辺というのは大抵ドラッグディーラーなどの溜まり場になっていて、治安が悪い。そこで、ハンブルク市では駅の構内でクラシック音楽を流すようにしたそうだ。クラシック音楽の雰囲気はドラッグとは馴染まない。居心地が悪くなって、ディーラー達はいなくなった。

音楽はもちろん脳に作用するので、その結果人の行動が変わって来るというのは不思議のないことだよね。

家でどんな音楽を流すかで、家族の行動も変わって来るのかな〜なんて思った。
by ongakunikki | 2008-03-31 15:20 | 音楽メモ
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